NIPPONIA 平福宿場町は、因幡街道の宿場町として栄えた佐用町平福にある、一棟貸切の古民家ホテルです。旧木村酒造場の母屋だった大正期の町家を改修し、2021年8月に開業しました。日本の原風景を体験してもらうことを目的に「これまでになかった滞在のかたち」を届ける宿ブランド「NIPPONIA」の一軒です。
宿は一日一組だけの貸切です。土壁や古い梁など町家の面影をそのまま残しながら、館内は心地よく整えています。酒蔵で使われていた酒樽を再利用した造り付けの家具、香りのよい畳の和室、兵庫県産ひのきの広いお風呂がそろいます。和室や寝室、お風呂からは四季の移ろう日本庭園が眺められ、2階の窓の先には国史跡・利神城跡がそびえます。
朝ごはんは、宿の管理人が育てたお米と、自家製の大豆味噌でつくるお味噌汁です。向かいの酒蔵を改装したレストラン「KUMOTSUKI」では、佐用町出身のシェフが、自ら育てた野菜や地元の農家の食材、森本牧場の神戸ビーフを使ったイタリアンを楽しめます。店名は、雲を突くほど高い山城だった利神城の別名「雲突城」から名付けられました。椅子は佐用の家具職人・向山直樹さん(TENON)の作品です。
江戸時代の名残を残す町並みの散策、利神城跡の眺め、地元の食。家族や仲間と、宿場町に暮らすように過ごす一夜をどうぞ。


