有限会社 畑瀬製麺所 ~揖保乃糸製造所~

兵庫県佐用町海内に工場を構える「（有）畑瀬製麺所」では、播州地方の特産品であり、日本三大素麺の一つでもある高級素麺・揖保乃糸を製造しています。初代・畑瀬壽（ひさし）が1979年に創業してから約50年もの間、良質な小麦粉と、清らかな水、赤穂の塩を原料に、お客さまに喜ばれる揖保乃糸を作り続けています。

「揖保乃糸」は、兵庫県たつの市、佐用町、太子町、宍粟市、姫路市の５市町で、7種類の手延素麺と手延べひやむぎなど、13種類以上の乾麺を製造するブランドです。

兵庫県手延素麺協同組合による厳しい生産指導と格付け検査により、安全で高品質な素麺をお客様にお届けするため、日々努力し続けています。

約600年前（室町時代）に執筆された古文書「鵤庄引付（太子町・斑鳩寺）」に『サウメン』と言う記述があるように、西播磨地域では古くから素麺が親しまれてきました。本格的に生産されるようになったのは江戸時代（1771〜1780年頃）であり、当時の龍野藩が「許可業種」として奨励したとされています。