兵庫県佐用町にある飛龍の滝(ひりゅうのたき)。高さ約20mの岩肌を伝うように流れ落ちるその姿は、まさに“龍が昇る”かのような美しさです。
NHK大河ドラマ 軍師官兵衛 のタイトルバックにも使用されたことでも知られ、県指定名勝にもなっています。
この記事では、飛龍の滝の見どころ・アクセス・おすすめの季節・周辺観光まで、検索してたどり着いた方が知りたい情報をまとめてご紹介します。
飛龍の滝とは?|佐用町町最大の名瀑

所在地は兵庫県佐用郡佐用町櫛田字滝谷。飛龍の滝は、町内で最も大きな滝です。
構造は少し特徴的で、
- 落差約4mの小滝が2段
- その奥に落差約16mの大滝
という三段構成。
水量は豪快というよりも繊細。
大滝の岩肌を伝いながら流れ落ちる様子が美しく、静かな迫力を感じさせます。
また、滝周辺にはアラカシを中心とした岩上植物群落が広がり、珍しい植物も多く見られることから、昭和62年3月24日に滝を中心とした約2,004㎡の範囲が兵庫県指定名勝となりました。
冬は氷瀑も|四季ごとの楽しみ方
飛龍の滝は一年を通して表情が変わります。
- 春:新緑と清流のコントラスト
- 夏:滝しぶきで体感温度が下がる涼スポット
- 秋:紅葉に包まれる幻想的な景観
- 冬:条件が合えば氷瀑(凍った滝)
特に冬の氷瀑は神秘的。自然条件次第ですが、岩肌が凍りついた姿は一見の価値があります。
実は“信仰の滝”でもある
飛龍の滝は、単なる観光地ではありません。
古くから「天門山 飛龍の滝」と呼ばれる信仰の場でもあり、不動明王や竜神が祀られています。かつては雨乞いに訪れる人も多かったと伝えられています。
滝の前に立つと、どこか神聖な空気を感じるのは、その歴史があるからかもしれません。
飛龍の滝のアクセス・駐車場情報
住所:〒679-5651 兵庫県佐用郡佐用町櫛田字滝谷
最寄駅:智頭急行「久崎駅」
駐車場:あり(約15台・無料)
駐車場から滝までは徒歩約1分。整備された道を少し歩くだけで到着するため、比較的アクセスしやすい滝です。
※公共交通機関は少なく、久崎駅から徒歩30〜40分ほどかかります。車での来訪がおすすめです。
飛龍の滝訪問時の注意点
- 滝周辺の植物採集は禁止
- 足元が滑りやすい日もあるため、歩きやすい靴で訪問を
- 冬場は路面凍結に注意
自然と歴史が守られている場所です。マナーを守って楽しみましょう。
飛龍の滝とあわせて巡りたい佐用町の周辺スポット
飛龍の滝は、上月エリア観光の拠点にもなります。
紅葉ライトアップが人気|清林寺

飛龍の滝から車で数分。紅葉で有名な 清林寺 は、秋のライトアップが特に人気です。
春は枝垂れ桜や藤の花も楽しめ、四季を通じて訪れる価値のある寺院です。
清林寺のInstagramでは、紅葉状況や開花状況などが発信されていますよ。
| おすすめ時期 | 11月(もみじ・いちょう) 4月(枝垂れ桜・藤の花) |
| アクセス | 〒679-5652 兵庫県佐用郡佐用町家内285 |
| 電話番号 | 0790-88-0049 |
| URL | http://www.momiji-seirinji.com |
満開の桜に酔いしれる!笹ヶ丘公園

春におすすめなのが 笹ヶ丘公園。
約800本の桜が咲き誇る花見スポットで、全長約100mのビッグスライダーも人気。家族旅行なら組み合わせたい場所です。
1日楽しめる観光スポット。笹ヶ丘荘&笹ヶ丘公園ってどんな場所?
長さは約100m!笹ヶ丘公園にある元日本最長のビッグスライダー
| アクセス | 〒679-5642 佐用郡佐用町円光寺423-11 |
| 電話 | 0790-88-0149(笹ヶ丘荘) |
佐用町・飛龍の滝でとびきりの景観を味わおう!
飛龍の滝は、
- 大河ドラマのロケ地
- 県指定名勝
- 四季で姿を変える自然景観
- 信仰の歴史を持つ滝
という多層的な魅力を持つ場所です。
写真映えするスポットであることは間違いありません。しかし本当の魅力は、滝の音、空気の冷たさ、湿り気を帯びた岩の質感――その“体感”にあります。
佐用町を訪れるなら、ぜひ飛龍の滝へ。
静かな迫力に、きっと心が整うはずです。



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