古民家一棟貸切ホテル・NIPPONIA平福宿場町ってどんなとこ?

NIPPONIA平福宿場町で、特別な宿泊体験を。

利神城麓の城下町として栄えたのち、因幡街道随一の宿場町と呼ばれるほど栄えた佐用町・平福地区。

2021年7月、歴史あるこの地において江戸時代から続いた酒蔵(旧木村酒造場)がリノベーションされ、宿泊施設やレストラン、和菓子カフェを含む複合施設として生まれ変わりました。

今回は、佐用町平福地区の新たなシンボル「NIPPONIA 平福宿場町」とレストラン「KUMOTSUKI」についてご紹介します。

目次

NIPPONIA(ニッポニア)とは?

日本の各地域には、地域それぞれの文化や歴史により育まれた風景があります。しかし技術の発展や効率化が進む現代社会において、このような “日本の原風景” は姿を消しつつもあります。

「NIPPONIA」では、このような風景や地域ならではの食・生活文化を体感してもらうために、古民家をリノベーションし複合施設として新しい命を吹き込む取り組みを行なっています。

歴史と風情が香る一棟貸切宿。「NIPPONIA 平福宿場町」

NIPPONIA 平福宿場町

1349年に赤松氏一族の手で築城され、関ヶ原の戦いの後、池田輝政の甥・由之の手で大改修が行われた利神城(別名:雲突城)。麓には、御殿屋敷などの屋敷が数多く建ち並び「城下町」として栄えました。

その後は、因幡街道随一の「宿場町」に変遷していき、播州(兵庫県西部)や作州(岡山県北東部)の人々との往来が盛んに。「NIPPONIA 平福宿場町」の前身・旧木村酒造場など約240軒もの商家が立ち並んだそうです。

かつての酒樽をダイニングテーブルに。

「NIPPONIA 平福宿場町」では、リノベーション前から使用されていた襖(ふすま)や土壁などを、新しいものに変えることなくそのまま使用されています。

また、部屋に入室した際に一際目を惹きつけるダイニングテーブルには、酒樽の蓋酒米を蒸すための蒸篭(せいろ)をアップサイクルして活用されています。

“かつての面影を存分に楽しんでもらいたい” という想いから、各所に旧木村酒造場を感じられる工夫が見られます。

ヒノキの香りを楽しみながら癒しのバスタイム。

バスルーム概観
窓の開閉も可能

お風呂好きにはたまらない、ヒノキの香りが漂う「NIPPONIA 平福宿場町」のリラクゼーションスポット。浴槽は “大人が2人入っても余裕があるのでは?” と思うほど広々としています。

また2023年9月現在では、隣接する民家が空き家となっているため窓を開放でき、半露天風呂気分を味わうことも可能です。

一棟貸切宿なので、夜朝2回ヒノキ風呂に入るなど何度でもお風呂を楽しめることは非常に魅力的。

計2部屋あるベッドルームで快適な眠りを。

1階寝室
2階寝室

ベッドルーム(寝室)は1階と2階に2室あり、それぞれのお部屋にベッドが2台ずつ用意されています。

またベッドに加えて布団4式の用意もあるため、最大8人での宿泊が可能とのこと。和室やリビングなどに布団を敷けば、大人数でも広々と快適に眠ることができます。

プランにより料金は異なりますが、1泊夕朝食付きプランであれば12,925円/人〜ご宿泊が可能です。

BBQ&焚き火サイトでは花火を楽しむことも。

NIPPONIA 平福宿場町 BBQサイト

「NIPPONIA 平福宿場町」には、宿泊者限定の貸切りバーベキューサイトも完備。

テーブルにイス、BBQコンロ、焚き火台などが揃っており、「Dプラン」をご予約をすれば、お肉や野菜、ご飯などを「NIPPONIA 平福宿場町」スタッフが準備してくれます

またこのBBQサイトでは、手持ち花火などを持ち込み楽しむこともOK。夏であれば、プールや水鉄砲なども楽しめる広々としたサイトとなっています。

NIPPONIA 平福宿場町 ギャラリー

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地産地消にこだわるレストラン「KUMOTSUKI」

KUMOTSUKI

「NIPPONIA 平福宿場町」の系列レストラン「KUMOTSUKI」は、かつての酒蔵をリノベーションした複合施設の一角に入ります。

地元で採れた食材を調理し提供する。”佐用町の風土” を感じてもらうことをコンセプトに、洋食を中心とした料理を提供されています。

盛本牧場産神戸ビーフなど地元食材を豊富に使用。

レストラン「KUMOTSUKI」では、「松」「竹」「梅」3種類のディナーコースが提供されています。

全3コースのメイン料理に使われるのは、佐用町・盛本牧場産の神戸ビーフ。トップクラスの品質を誇る盛本牧場産神戸ビーフは、神戸ビーフの品評会では最優秀賞や名誉賞の常連です。

兵庫県内では、神戸ポートピアホテル「鉄板焼 但馬」か、ここ「KUMOTSUKI」でしか味わうことができない希少な神戸ビーフだそうです。「梅」コースでは「神戸ビーフのビーフシチュー」を、「竹」「松」コースでは「神戸ビーフのステーキ」を楽しむことができますよ。

神戸ビーフの他にも、佐用町「ル・プルースト」のパンや、西粟倉「エーゼロ」が生産する「森のうなぎ」、佐用町「さよひめ営農」のお米や野菜など、「KUMOTSUKI」では地元の食材をふんだんに使用した料理を楽しむことができます。

木工作家・迎山直樹さん(TENON)の椅子を設置。

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」や、JR九州博多駅のコンコースをはじめ、数多くの公共空間にも採用される椅子を手掛ける迎山直樹さん。迎山さんの工房「TENON」はここ佐用町に構えられています

この縁もあり、「KUMOTSUKI」にも迎山さんが手がけた椅子を設置。かつての旧木村酒造場で使用されていた酒樽を、迎山さんの手でアップサイクルされた「KUMOTSUKI」でしか座れない椅子が設置されています。

フォルムの美しさはもちろん、長時間座っていても疲れない機能性の高さも、TENON・迎山さんの椅子の特徴。佐用町にお越しの際には、「KUMOTSUKI」で「TENON」の椅子を楽しんでみることもおすすめですよ。

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「NIPPONIA 平福宿場町」で非日常的な体験を。

京阪神エリアから2時間程度でアクセスができる上、自然や歴史文化が豊かな佐用町平福地区。

「NIPPONIA 平福宿場町」では、他ではなかなか得られない贅沢で濃密な時間を過ごすことができるはず。

日々の忙しさから離れて心身ともにリフレッシュさせたいという方は、ぜひ「NIPPONIA 平福宿場町」に訪れてみては?

NIPPONIA平福宿場町で、特別な宿泊体験を。

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