兵庫県佐用町を中心に、宍粟市や岡山県美作市、西粟倉村の協力で開催されるロングライドイベント「因幡街道・千種川ロングライドin佐用(=いなちくロングライド)」。
今年で6回目の開催となる同イベントでは、勾配と自然の豊かな92kmを約700名の参加者が走り抜けます。
今回の記事では、「いなちくロングライド 2023」についてご紹介していきます!
『いなちくロングライドin佐用』ってどんなイベント?
因幡街道・千種川ロングライド(いなちくロングライド)は、江戸時代に、播磨国姫路と因幡国鳥取とを結んだ因幡街道と、兵庫県下一の清流であり、兵庫・鳥取・岡山の県境付近を流れる千種川周辺で開催されるロングライドイベントです。
自然豊かな約92kmを自転車で走り抜けるだけでなく、地域の各特産グルメを楽しめるグルメライドイベントという側面も持っているため、過去5回ともに幅広い方々からの参加があった様子。
「いなちく」走行コースについて
「いなちくロングライド」では、兵庫県佐用町・千種町、岡山県西粟倉村・美作市の4市町村をまたぐ約92kmを走行します。最大標高差は1016.0mで勾配10%を超えるような険しい道もありますが、初心者でも安心して参加できるよう「ワープサービス」なるものも実施しているようです。
グルメが楽しめるチェックポイント一覧
- 南光スポーツ公園(兵庫県佐用町)
- 道の駅ちくさ(兵庫県宍粟市千種町)
- ちくさ高原スキー場(兵庫県宍粟市千種町)
- BASE 101% -NISHIAWAKURA-(岡山県西粟倉村)
- 平福駅(兵庫県佐用町)
- 佐用日本語学校(兵庫県佐用町 旧久崎小学校)
各チェックポイントの通過時間目安 ※2023年10月20日追記
- 漆野公民館前(約5km地点) 8時13分〜
- 道の駅ちくさ(約16km地点) 8時43分〜
- 川そそ広場(約28km地点) 9時20分〜
- ちくさ高原 ネイチャーランド(約36km地点) 9時41分〜
- BASE101%-nishiawakura(約55km地点) 10時37分〜
- 石井郵便局前(約62km地点) 11時1分〜
- 平福駅(約68km地点) 11時17分〜
- 佐用町役場前(約76km地点) 11時43分〜
- 下山脇橋(約79km地点) 11時51分〜
- 仁位橋(約82km地点)11時59分〜
- 旧久崎小学校(約84km地点) 12時4分〜
- 中島交差点(約88km地点) 12時19分〜
- 南光支所前(約90km地点) 12時24分〜
- 南光スポーツ公園(約92km地点) 12時29分〜
【2022年6月】第10回スポーツ振興賞『スポーツ庁長官賞』受賞
いなちくロングライドは、(公社)スポーツ健康産業団体連合会と(一社)日本スポーツツーリズム推進機構が主催し、スポーツや障がい者スポーツを通じて健康づくりをし、ツーリズムや産業振興、地域振興(まちづくり)に大きく貢献した団体、企業等を顕彰する「スポーツ振興賞」を受賞しました。
ファンランのサイクリング版で、サイクルツーリズム×ブランディングの発想です。江戸時代に整備された旧道をサイクリングロードとして活用し、特産品を味わえるコースを設計し、地域の魅力の認知を高める工夫が見られます。過疎の地域と歴史的な因幡街道とその村並みを活用したサイクルイベントで、年々拡大させている実績が素晴らしいと思います。JR線(姫新線)の廃止の危機もあるなか、頑張って欲しい。地域との交流などを通じて、地域の消費喚起についても取り組みが継続的に実施できている点を評価します。
第10回スポーツ振興賞プレスリリース – 一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構
いなちくロングライド2023 大会概要
大会名称 | 因幡街道・千種川ロングライドin佐用2023 |
イベント形式 | ロングライド ※タイムレースではありません |
参加予定人数 | 700名 |
参加費 | 8,000円 ※ゼッケン費、レース保険、軽食費、お土産バッグ代、完走証代を含む |
イベント日時 | 2023年11月12日(日) |
開催場所 | 南光スポーツ公園(佐用町) |
受付場所 | 【前日】コバコWork&Camp 【当日】南光スポーツ公園 |
主管 | 因幡街道・千種川ロングライドin佐用実行委員会 |
主催 | 佐用町、佐用町観光協会 |
後援 | 兵庫県宍粟市、岡山県美作市、岡山県西粟倉村 |
申し込み期限 | 2023年9月30日(土) ※先着順 |
イベント公式サイト | https://inachiku-longride.com/ |
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