芦屋から移住し『カレー&カフェ道満』を開業。片岡さんご夫妻にインタビュー

佐用町への移住者インタビュー企画第一弾。今回は、『カレー&カフェ道満』を営む片岡さんご夫妻を取材しました。

“元々は沖縄に行くつもりだった” のに、なぜ『佐用町』に移住したのか。『道満』開業の背景には何があったのか。

移住希望者の皆さんが気になることを、本企画を通してお伝えしていきます!

目次

片岡さんご夫妻のプロフィール

片岡清次さん、和美さん ご夫妻

清次さんは愛知県名古屋市出身、和美さんは兵庫県尼崎市出身。
2008年に兵庫県芦屋市から佐用町才金へ移住。
2013年に、町外にも多くのファンを持つ「カレー&カフェ道満」開業し、2024年には「ゲストハウス道満」もオープン。

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沖縄移住の予定が一転。なぜ佐用町が移住先に?

重田

佐用町へ移住されたきっかけを教えていただけますか?

清次さん・和美さん

もともとは、沖縄に行くつもりだったんですよ!寒いのが苦手なので。笑
ほとんど決めていたんですけど、遠すぎるなどの理由があって断念しましたが。。

重田

沖縄から佐用町?! 振れ幅がすごいですね。笑
佐用町以外はどこも検討されなかったのですか??

清次さん・和美さん

和歌山だとか、この辺だと上郡だとか、いろんな場所に足を運びましたよ!
ただ佐用町に来たときに、『道満』のある空き家を案内していただいたのですが、その日に「ここがいい」と思い佐用町への移住を即決しました。

重田

どんな理由で、佐用町を「即決」されたんですか?

清次さん・和美さん

田んぼですかね。田んぼつきの物件だったこと。

重田

田んぼ?

清次さん・和美さん

はい。
今はガーデンになっているところが田んぼだったんですよ。

清次さん・和美さん

40歳くらいの頃から「田舎に暮らしたい」「自分でお米を作りたい」という思いがあったのですが、『道満』のあるこの場所であれば、思い描いていた生活ができそうだなと思って即決しました。

重田

なるほど。
では、自分で作ったお米も使って、飲食店を開店しようと考えてらっしゃったのですね!

清次さん・和美さん

それは違います。笑

重田

違うんですか!?笑

『カレー&カフェ 道満』開業のきっかけは…?

重田

では、『道満』開業のきっかけは何だったのでしょうか…?

清次さん・和美さん

うーん。時間があったからですかね。笑

重田

時間があったから開業されたのですか。笑

清次さん・和美さん

はい。移住してきた当初は、お店をやろうという気持ちは一切ありませんんでしたよ。
でもひょんなことから開業(移住5年目)し、姫路市や美作市(岡山県)、鳥取市など、佐用町外からのお客さんにも来てもらえるようになり、お店を始めてよかったなと思います。

重田

『道満』さん、町外のファンも多くいらっしゃいますよね。
少し前まで京都に住んでいたのですが、向こうで『道満』さんの話が出たこともあります!

清次さん・和美さん

そうなんですね!
実はこの建物、元々は倒壊しかけだったんですけど、寺本建築さんはじめ、多くの方に助けていただいき今に至っているので、佐用町以外でも『道満』の話が出ることはすごく嬉しいです…!

重田

そうだったのですね!
佐用町へは、姫路・鳥取からは約1時間、大阪・岡山からは1時間半でアクセスできるので、ぜひ新しいチャレンジの場としても検討してもらいたいですね。

『道満』の今後の展望は?

重田

では、『道満』としての今後の展望を教えていただけますか。

清次さん・和美さん

いろんな人が集まる場所を作りたいですね。
店前のガーデンを活用したり、今年からオープンした『ゲストハウス 道満』を活用したりして、いろんな人が集まれる場所を作りたいです。

重田

ゲストハウスもオープンされたのですね!

清次さん・和美さん

はい。
宿泊人数は8名までなのですが、10名以上が集まっても余裕を持って利用できる広さがあるので、ちょっとしたパーティーなどで利用してもらえると良いなと思っています。
デイユースも可能ですし、土間まではペットの入室も可能なので、幅広い方に利用いただけると思いますよ。

清次さん・和美さん

あと、田舎には収入源が少ない。
今後は『カレー&カフェ道満』も上手に活用いただいて、若い方にどんどん佐用町に来てもらいたいと思っています。

重田

というと?

清次さん・和美さん

例えば、新メニューの開発やキッチンカーの出店だとか、若い方が協力して事業を拡大してもらうだとか。
ゆくゆくは『カレー&カフェ道満』の事業承継ができればなとも思っています。

重田

なるほど。
若者の佐用町への移住も考慮に入れた事業展開、すごく魅力的です。

清次さん・和美さん

ありがとうございます。
田舎は子供をのびのびと育てられる素晴らしい環境なので、少しでも田舎暮らしに興味のある方は、一年でも早く佐用町のような田舎に移住してもらいたいです。


『道満』さんについては、地方創生メディア・Mediallでも紹介しています。

ぜひ併せてご覧ください♪

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