兵庫県佐用町に位置する観光スポット、宿場町・平福。
佐用町在住のライターが、平福の魅力や観光スポットをご紹介します。
【佐用の観光スポット】宿場町・平福(ひらふく)ってどんな場所?
かつては因幡街道随一の宿場町として栄えた場所であり、赤松一族の別所敦範や、池田輝政の甥、池田出羽守由之が領主であった利神城の麓に所在する平福。
縦の目が細かい「千本格子」や、平瓦を壁に貼り付け、目地を漆喰で海の生き物「なまこ」のように盛り上げる「なまこ壁」、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱「うだつ」の屋敷、土蔵群が残ります。
また、かの有名な剣豪・宮本武蔵初決闘の場とも言われており、平福川の川端には五輪書序文の一節の石碑が建造されています。
佐用観光の参考に!平福地区の街並みをご紹介
佐用・平福地区の観光・グルメスポット!
ここからは、佐用町平福地区でおすすめの観光・グルメスポットをご紹介します。
レストラン KUMOTSUKI
平福地区を見下ろす利神城は、雲を突くほど高い見た目から別名「雲突城(くもつきじょう)」と呼ばれていました。
KUMOTSUKIは、そんな雲突城の真下に位置する古民家イタリアンレストランです。
大正時代の建築とされる旧木村酒造場をリノベーションしたこのレストランでは、野菜を始めとした、地場産品をふんだんに使用した料理を味わえます。
営業時間 | ランチ 11:00 〜 14:00 ディナー 17:00 〜 21:00 |
定休日 | 水曜日 |
価格帯 | ランチ 1,500円 〜 ディナー 6,000円 〜 |
ホームページ | https://nipponia-hirafuku.jp/restaurant/ |
電話 | 0790-71-0770 |
重次郎 平福茶房
重次郎 平福茶房は、レストラン KUMOTSUKIに隣接する和菓子店で、姫路にある「重次郎」の2号店です。
看板商品は、柚子や栗などさまざまなフレーバーを楽しめる、小ぶりのおはぎの「穂-SUI-」。
また、期間限定(5月〜10月)で販売される「かき氷」は、人口1万5千人の町には似合わない長い行列が作られることも。
営業時間 | 9:00 〜 15:00 |
定休日 | 水曜日 |
価格帯 | 100円 〜 |
ホームページ | https://jyujiro.com |
電話 | 0790-71-0088 |
お休み処 瓜生原
おやすみ処 瓜生原は、享保年間に平福に移り住み、昭和初期まで鋳物業を営んでいた瓜生原家の建物を利活用した蕎麦屋さんです。
当時使われていた道具や季節の展示を行っているなど、古き良き日本の風情を感じられること間違いなし。
予約をすれば、コスプレ撮影をすることも可能ですよ。
肝心のお蕎麦は蕎麦の香り、コシともに本格的で、瓜生原のお蕎麦を目当てに平福に来る観光客もいるのだとか。
お蕎麦好きの方は、ぜひ風情溢れる古民家の川端で、瓜生原のお蕎麦を楽しんでみては。
営業時間 | 4月〜11月 9:00〜16:00 12月〜3月 平日 9:00〜14:00 休日 9:00〜15:00 |
定休日 | 毎木曜日・第4金曜日・年末年始 |
価格帯 | ランチ 750円 〜 |
電話 | 0790-71-0812 |
光明寺
光明寺には、数多くのふくろうが祀ってあることから、別名「ふくろうの寺」としても有名です。
また、「西日本播磨美作七福神」の霊場のひとつであることから、七福神巡りに興味がある方の来訪も多いのだとか。
約3,000個もの風鈴を使用する「風鈴まつり」(7月〜9月)は、インスタ映えすると話題にもなっています。
ホームページ | https://fukurounotera.com |
電話 | 0790-83-2646 |
宮本武蔵初決闘の場
剣豪として有名な宮本武蔵の初決闘の場は、宿場町平福の金倉橋のたもと。
13歳の宮本武蔵は、平福の地にて新当流の達人有馬喜兵衛に初勝負をいどみ一刀のもとに倒したと言われています。
KUMOTSUKIや重次郎、瓜生原からは徒歩数分の場所なので、ぜひ訪れてみては。
道の駅 宿場町ひらふく
佐用町の特産品や、地元の食材を使用した食べ物などを楽しめる道の駅 宿場町ひらふく。
サイクルステーションもあるため、自転車で平福の地を堪能したい方は、道の駅に寄ってみても良いかもしれません。
営業時間 | 8:30 〜 18:00 |
定休日 | 水曜日 |
ホームページ | https://hirafuku.jp |
電話 | 0790-83-2373 |
平福地区へのアクセス
住所:〒679-5331 兵庫県佐用郡佐用町平福
最寄駅:智頭急行「平福駅」から徒歩約1分
最寄IC:中国横断自動車道姫路・鳥取線「佐用平福IC」から車で約3分、中国自動車道「佐用IC」から車で約5分
佐用町平福で古き良き日本の街並みを堪能しよう!
佐用・平福には、日本の古き良き風景を楽しめるスポットが数多く存在します。
兵庫県西部に観光に来た際には、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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